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business
JPデジタルの事業
概要
2023年7月以降、JPデジタルが開発した発券機システム(デジタル発券機)を郵便局へ本格展開しました。システム面では、デジタル発券機の提供開始後もお客さまや郵便局の社員からいただいたご意見を踏まえた改修を実施しています。運用面では、導入済みの全国115局の郵便局(2024年9月末時点)での安定的稼働や発券機から得られる郵便局の混雑状況等のデータを分析し、郵便局でのお客さま体験向上や業務効率化に向けたオペレーション改善を提案する等のサポートを実施しています。
目的
デジタル発券機の開発は、日本郵政グループが掲げる“みらいの郵便局”において、お客さまの体験価値を徹底的に高める取り組みの一つとして企画されました。それまでも郵便局では他社製のデジタル発券機を導入していましたが、機能改修やデータ分析の柔軟性やスピード感に課題がありました。加えて、郵便局アプリとの連携など、リアルとデジタルの融合を加速させていくために新たな発券機の開発が必要でした。
JPデジタルが開発したデジタル発券機は郵便局アプリと連携しており、お客さまは郵便局内・外で整理券の発券や混雑状況の確認ができ、ご都合に合わせたタイミングで郵便局をご利用いただくことができます。また、発券によってお客さまのご用件を可視化することで、接客の事前準備や業務応援を機動的に行うともに、郵便局の混雑状況等のデータ分析によるシフト配置の最適化など、業務の効率化にもつながっています。
今後の展望
現在、デジタル発券機は、全国115局に導入されていますが、これを300局、500局、1,000局と広げていくことで、広くお客さまに利便性を感じていただきたいと考えています。そのために、お客さまや郵便局の社員のご意見を踏まえた更なる機能改修による利便性の向上や改修サイクル自体のスピードアップに取り組んでいきます。また、データ分析を高度化し、郵便局の業務運営の効率化や新たな価値創造をサポートする取り組みを強化していきます。
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