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business
JPデジタルの事業
概要
JPデジタルでは、生成AIを誰もが簡単に活用するための日本郵政グループ専用ポータルサービス(社内呼称:“Polaris”)の企画・開発・構築・運用をおこなっています。Polarisは、議事録作成や文書校正、企画の壁打ちなどに特化したミニアプリを搭載しており、日本郵政グループの本社社員を中心とした2,000人以上のユーザーによって日々の業務に活用されています。(2024年10月時点)。JPデジタルでは、ユーザー自ら使いながら、「自分たちの業務改善に必要なミニアプリは自分たちで作る」という方針のもと、ユーザーの声に寄り添ってPolarisの内製開発に取り組んでいます。
目的
Polarisでは、プロンプトを書くことなく誰もが簡単に生成AIを活用できるようにすること、そして試行錯誤しながらアジャイルに必要なツールを自分たちで作っていけるようにすることを目指しています。2024年3月に開発を開始し、同年6月には10個のミニアプリを搭載したα版をリリースしました。以降、実務で必要とされるミニアプリを定期的に追加していきながら、同年10月には約70個のミニアプリを搭載したβ版をリリースしています。
今後の展望
現在は日本郵政グループの本社社員を中心に汎用的に利用されているPolarisですが、より多くの業務やより多くのユーザーに利用してもらえるようにするために、引き続き機能強化や基盤強化を図っていきます。また、ミニアプリを自分たちで作ることをさらに進めていくために、開発に携わるエバンジェリストの育成や相談できるコミュニティーの形成を図っていきながら、ミニアプリの開発環境を広く提供していくことも計画しています。Polarisが郵便局のフロントラインも含む郵政グループ約40万人に利用されるよう、今後もスピード感を持って開発を進めていきます。
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