ページの先頭です。

ページ内移動用のリンクです。
ヘッダーメニューへ移動します。
本文へ移動します。
フッターメニューへ移動します。

ヘッダーメニューはここまでです。

ここから本文です。

社員 Interview

浅野翔平

入社4年目のスクラムマスター
JPデジタルで得る経験と展望

日本郵政入社4年目でJPデジタルの立ち上げメンバーとなった浅野翔平は、現在「みらいの郵便局」を実現するため奔走中。若手でも大きな裁量を与えるJP デジタルの働き方・やりがいについて話を聞いた。

郵便局の実地研修から本社の事業改革まで

私の経歴は少し異色で、学生時代は工学部の通信工学専攻で主に基地局アンテナについて研究していました。研究自体はとても楽しかったのですが、将来は公共的なサービスに携わりたいと思い、日本郵政を選びました。研究室的には電力系か携帯キャリアを志望する人が多いのですが、私自身は日本最大級のインフラとネットワークが整っている組織で、お客さまの生活に直接かかわる仕事をしたいと思ったのがきっかけでした。

入社1年目は郵便局で研修でした。窓口に立ったり、集配で実際に配達したり、年賀状の仕分けも経験しましたね。郵便局の現場はまだまだアナログなので改善する余地はたくさんあるのですが、お客さまとの接点にはすごい温かみを感じ、感謝されることがとても多かったのが印象に残っています。実際にお客さまと触れ合えたことで、どこで困っているのかを実感できたのはよかったと思っています。

2年目からは日本郵政本社に戻り、システム部門でRPA(Robotic Process Automation)による社内業務の効率化や、テレワーク導入などを担当しました。さまざまな事業改革に取り組んだのですが、属人化してしまっている部分が多く、組織が大きい分変えるのは難しいという印象でしたね。その後、DX推進室を経て、4年目の現在、設立と同時にJPデジタルにやってきました。

チーム最年少がプロジェクトを牽引

JPデジタルでは主に2つの仕事を担当しています。1つ目は「インフラ整備」で、会社が発足した際にパソコンもインフラも全部ゼロから構築しました。外部の会社の協力を受けたものの、「ゼロトラスト」というネットワークも全部自分で設計から構築までを行いました。

2つ目は、「みらいの郵便局」施策のひとつ「デジタル窓口」というテーマを担当しています。たとえば、現在紙で行っている郵便局業務をタブレットに切り替えたり、アプリとの連携をしたり、デジタル化全般についてです。そのチームをまとめるファシリテーター、ソフトウェア開発におけるスクラムマスターを任されています。メンバーは基本私より年上で経験を持っている人たちばかりで、私がいちばん年下というか若造なのですが、私が「こうしたい」と言って、メンバーに納得してもらって関係性を構築しながついてきてもらう立場です。

具体的には課題や解決方法を考え、日本郵政の各グループ会社や協力会社の方々を巻き込んで動かしていく。私が何か間違った方向を示したら全員に影響が及ぶので、ぶれないように準備をしっかりして毎日1時間のペースで会議を開催しています。メンバーにどういうことを今回求めているのかを明確にし、ゴールを事前に設定し、必ずその1時間で会議を終わるようにしています。ここまでの裁量を与えられているので、ものすごいやりがいを感じています。

失敗を恐れない文化が成長を加速させる

JPデジタルの仕事は、端的に言えば郵便局の未来を切り拓いていくことです。つまり、担当した仕事がそのまま国民の皆さまのためになる、より便利なサービスを提供できる喜びがあります。また、若手でも裁量を与えられて仕事をできる環境です。自分が「こうしたい」と言えば、頑張り次第でいかようにもできる。飯田社長は「失敗を恐れずに挑戦を」と社員全員に言っています。「結果、失敗してもそこから何かしらの気づきを得て、次につなげればいい」と口癖のように言われています。私も事前に調整すべきプロセスを踏まずに効率重視で勝手に進めてしまい、先輩から怒られたことも・・・。スクラムマスターという仕事は一人でするものではないと考えさせられました。ただ、失敗を気にするのではなく、次の結果につなげればいいと思っています。

当面の目標は、まずは「みらいの郵便局」の実現をしっかりやりきることです。日本郵政グループ全体ではアジャイル開発の手法がまだ根付いていないので、その文化を変えていくことが使命だと思っています。私自身、日本郵政グループで一番アジャイルを進められる人材になるべく、日々努力しています。

「みらいの郵便局」のその先は、このJPデジタルでの経験を活かし、デジタルが進んでいない公共性の高い機関にも貢献してみたいですね。より多くの人のためになるような仕事をしていきたいと思っています

Other Interviews

本文はここまでです。

ページの終わりです。